『中高生のダンスチームのトレーニングをしてきました!』
皆さんこんにちは!
今年は雨が多い夏でしたねー。皆さんはどんな夏休みをお過ごしになりましたか?
私は夏休みは海に行きましたが、残念ながらの雨で結局のんびりと家族と過ごしました。
さて、話は変わりまして、
先日、中高生のダンスチームのトレーニングをしてきました。
中高生にトレーニングなんていらないよ!
って思う方もいらしゃるかもしれません(私も10年前はそう思ってました)。
でも違うのです!
必要なのです!
トレーニングと一言で言ってしまうと、
「重い物を担いで、ふん!ふん!とマッチョな人がやるもの!」
というイメージがあるかもしれません。
しかし、私が今回行ってきたトレーニングは、
ファンクショナルトレーニング
というジャンルのトレーニングです。
ファンクショナルトレーニングというのは、直訳すると「機能的なトレーニング」という意味になり、筋肉をつける!というようなトレーニングではありません。
身体の本来持っている安定性や可動性という機能を回復、またはレベルアップしていきましょう!というトレーニングです。要するに
ヒトが本来持っている、レベルの高い動きが出来るようになる!
というトレーニングなのです。決して筋トレではありません。
ただし、重い物をふんふん!と担ぐ必要はないですが、
自分の体重をコントロールできるだけの筋力は必要です。
すなわち、ファンクショナルを適切にやっていると、結果として自分の体をコントロールできるだけの筋力がついてくるという事になります。決して筋トレそものをのやっているのではないという事です。
体幹を安定させられるだけの筋力と、体幹を安定させながら手足を動かすという能力を中高生のうちから高めておくと良いと思います。
その筋力の前提があってこそ体を自由に操れるようになるのです。
ダンスだけに限らず何か部活をやっている子、それに限らず大人になっても健康になりたい子、姿勢を良くしたい子など、どんな人でも自分の体重分をコントロールできるだけの筋力は必要です。身体の土台となる能力です。
これがないまま運動すると、怪我をしやすかったり、このまま大人になると、肩のコリ、腰の痛みの発生なんて事にも繋がるかもしれません。
写真は、トレーニングしているところです。
いわゆるプランクというエクササイズで、体が板のように平らになるのが正しいのですが、
平らな子もいれば、お尻が上がったり、腰が反ってしまっている子もいます。
腕を上げたりして姿勢を変化させても体幹がしっかりと真っ直ぐなままでいられる子は素晴らしいですね!
手押し車はファンクショナルトレーニングの代表的なエクササイズです。
腰が反る、膝が曲がるなどの姿勢になってしまうのは、この動作をしている間に体幹の保持ができていないという事なのです。そのような状態でダンスの良い動きができるわけがないのです!!
しっかり身体を安定させる筋力がついてくれば、パフォーマンスにも繋がりますし、何より大人になった時にも姿勢を良く保てます。
トレーニングは大人の物という認識ではなく、若いうちからでも身体に適した正しいトレーニングをしていくことをオススメします!
筋トレだけでなく、いろいろなトレーニングがあるのです!!!
今もバレエが上手になりたい小学生のお子様のトレーニングを見させてもらっています。
バレエの先生から、「すごい動きが良くなったね!」と沢山褒められているみたいです。
トレーニングという一括りの言葉だと、激しいトレーニングを思い浮かべがちですが、
パーソナルトレーナーは、皆様の身体に適したトレーニングをしていく事ができます!
中高生の方達でも、一つそんな視点でトレーニングを捉えてもらえたらなと思います!
それでは、今日のブログを終わります。
またの機会でお会いしましょう!