身体は左右対称??
みなさんこんにちは!
ゴールデンウイークはいかがお過ごしでしょうか。
あっという間に4月も過ぎてしまいましたが、今年の4月から専門学校の講師をやらせていただくことになり、新たな気分で5月を迎えています。
さて、突然ですが、
身体って左右対称では無いって知ってましたか?
手足だけでなく、体幹にも左右があります。
その手足や体幹は、筋肉、骨、そして骨と骨ををつなく靭帯(じんたい)などで構成されています。このどれもが実は左右対称な状態ではないのです。内臓なども左右対称ではないのです。
この左右対称でないという事実が、実は様々な身体の不調の原因となっているのではないか?という事を今日は皆様にお話いたします。
<身体の構造的非対称>
人間の身体はもともと非対称になっているところが多くありあます。例えば、
横隔膜は右側の方が大きい
内臓の中で一番多い肝臓は右側にある
心臓、脾臓は左側にある
右肺は、3つのブロック、左肺は2つのブロックで出来ている
などです。
これにより、人間は誰でも身体の右の方が重く、そして重量な臓器が左にあるなどの理由で身体にはある種の適応が起こってしまいます。具体的には、
右足重心
腰が右にひねられ気味
胸が左にひねられ気味
骨盤の左側が前に倒れ気味
などです。こういう状態がごく自然に起こってしまうのです。
こういった不規則性の事をいわゆる「ゆがみ」と言っていますが、実はゆがみとは上下左右の不均衡の事なのです。
この状態をそのまま放置しておくと好ましくない問題が起こる事が多いのです。
右足重心で運動していると片側の膝や腰に負担がかかるためそちら側の腰痛が起きたりします。
身体がねじれた状態で運動していると、動作に無理が出たり、身体の一部分に負荷がかかりすぎて痛みが出たりします。
骨盤の片方が前に傾いていると、地面の踏み込みに左右の違いが出たり、腰の反りに影響が出て何らかの痛みに繋がったりします。
これらを改善していくためには、
左右差がある事を認識した上で、身体を左右前後に機能的に(効率よく)動かせられる様にする事が重要です。言い換えるなら身体を上手に使えるようになる事が大事だと思っています。
しっかりとした根拠にもとづくトレーニングなら身体は変わっていきます。
身体のもつ本来の機能を回復していきましょう!
痛みから解放されましょう!
ボディメイクはもちろん、身体の不調やアンバランス改善をご希望の方も、是非、
IPFへ!!