スポーツをやっていればスポーツに必要な筋肉はつくのか
- 後藤一希
- 2016年5月11日
- 読了時間: 3分
こんにちは!
IPFトレーナー後藤です。
スポーツチームでトレーナーをやっていると選手にこのようなことをよく聞かれます
「スポーツやっていればそのスポーツに必要な筋肉は勝手につくんじゃないですか?」
答えはNOです。
「ん?、なんでNOなの?」
なんて思う方も多いと思いますが、それについて解説を致します!
そのスポーツ動作を行う為に頑張らなければいけない筋肉は、もちろんある程度は強化されていきます。
だからその動作と直結しないような動きのトレーニングは必要ないのではないかと思われがちですが・・・
実は身体を動かす時には、
その動作で主に働く、すなわち主役となる「主動筋(しゅどうきん)」
と、その動きを止める、すなわち主動筋の暴走を止める「拮抗筋(きっこうきん)」
という2つの筋肉が働いています。
例えるなら車で言う「エンジン」と「ブレーキ」の関係ですね!!

エンジンの力が時速200km出せる車があるとします。
しかし、その車はブレーキパッドやタイヤのグリップ力、車体の硬さなどの理由で時速150kmまでしか止められない
とします。すなわちブレーキすることが出来ません。
この車が時速200kmで走ると、この車はコーナーでブレーキングが足りずに突っ込んでしまい大事故になります。
または止まれたとしてもおそらくどこかが故障するでしょう。
もしこれが人間だったら当然ケガをする事になります。
が、しかし!!!!
人間はとても賢い生き物です。
ブレーキが150kmまでしか使えないのであれば、エンジンも150kmまでしか使わないのという反応を示すのです。
つまり!!!
スポーツで、反動をつけて、思い切り筋力を発揮しようとした時には、それを制御する「拮抗筋」が十分に鍛えられて
いないと持ってる力を発揮しきれないという事になるのです。
例えば、
野球でボールを思いきり投げるとします。
体の前側の筋肉と腰を回転させる筋肉が最大限に頑張ります。
もしもこの投げ終わりの時に、それを止めるための筋肉、すなわち後ろ側の筋肉と腰を逆回転させるための筋肉が
十分に働かなかったら、降り出した腕は肩から前方に引きちぎられるような力が働くために確実に障害を起こしますし、
骨盤の回転を止められないならそのままくるっと回って転んでしまうはずです。
エンジンの力を最大限発揮するには高性能なブレーキが必要なのです!
主動筋が最大の力を発揮するには拮抗筋を最大限までトレーニングしていく必要があるという事ですね。
スポーツだけでは必要な筋肉がつかないというのは想像できましたか??
是非、ブレーキングマッスルを鍛える為にもジムでトレーニングしましょう!!!
IPFで皆様のお越しをいつでもお待ちしております!!